花子が我が家の子になるまで

花子が我が家の子になるまで、そして出会いについて


花子が我が家の子になるまで
花子を迎えるきっかけとなったのはパパの十和田への出張です。
それがなければ花子は我が家の子にはならなかったと思います。
パパが十和田の支店に行く途中、偶然信号で止まった時ふと横
のほうを見ると陸奥屋というそばやさんの店先で兄弟らしきもう
一匹の子と一緒にケージに入った柴犬の仔犬(後の花子)と
目が合ったそうです。丁度その時一緒にケージに入っていた子が
カップルらしき?2人に抱かれ行ってしまい残った子は独りぼっち
になってしまったそうです。パパは大のわんこ好き。仔犬があまり
にもかわいくて目を奪われてしまうほどでした。そのうち信号も変わり
仕事もあるしパパはその場を離れました。そして次の日。なぜか
パパはまた十和田へ出張。もちろんそばやさんの前を通りました。
『今日もあの子は居るだろうか』と妙に気になり店先を車の中から
見たけど、昨日いたところには仔犬の姿はもうありませんでした。
『かわいかったからきっと昨日のうちにもらわれたんだ』と思い
そのまま仕事へ。そして出張から帰ってきたパパ。その時私とパパ
は結婚することも決まってて同棲中。私にパパはこう言いました。
『昨日十和田でかわいい柴犬を見たよ。でも今日見たらもういな
かったから、きっと誰かにもらわれたんだね。』と。私もさほど
気にせず、そんなにかわいいわんこだったの?見れていいなぁと
何だか無性にそのわんこのことが気になりました。その当時は
私は働いていなくて日中家に1人っきり。寂しい思いをしていました。
パパに1人でいるのは寂しいからわんこを飼いたいと言っていたん
だけど出会いがありませんでした。そんな時仔犬の話を聞いたので
何だか急にますますパパの見た物凄いかわいい柴犬のことが
気になってしまい、ダメ元でまだもしかしたらいるかもしれないしと
電話だけかけてみることに。もう貰われたと言われると思ってたけど
問い合わせると仔犬は寒いから家の中にいれていたと・・・。まだ
いますよと言われました。そのときこれは、運命だっ!と確信。
だって電話をしなければ最初からもらわれちゃったと諦めていたし。
でも花子は私たちの電話を待ってましたかのように売れ残って?
いてくれたっ!!のです。子犬のかわいさはパパのお墨付きと
言うことで実物を見ないで飼う事を決めました。次の日曜日、片道
1.5時間かけて十和田市まで仔犬を迎えに行きました。私は
初対面です。ドキドキドキドキ。なんせ初めて飼う事になるわんこ。
ひと目見たその仔犬は真ん丸くてパパが言ってた通りすごく、いや
物凄くかわいかったです。まるでぬいぐるみそのもの。


日本犬特有のコロコロとした体型。くりくりおめめ。しっぽをふりふり!!
抱っこをしたら顔を舐めてきて私はそれだけでノックダウンです。
パパが一目ぼれしたのも納得。お金を払い(とても安かった・・・。)
一生責任持って大事にしますと言い残し家路を急ぎました。
車の中の私の腕の中でスヤスヤ眠る花子を見てこの子が今日
からうちの子だ!と思うと嬉しくて、嬉しくてたまりませんでした。
名前は日本犬で女の子らしい名前にしようということになりすぐに
『花子』に決定。あまりにも安易過ぎたか?とちょっと後悔。でも
覚えやすいし、柴犬らしい感じでいいでしょう〜?!そんな感じで
花子は私にとってはじめてのわんことなりました。そして我が家の
大切な長女となったのです。